サンドブラスト工事事業案内

下地処理や検査前処理等の各種ブラストの施工は当社にお任せください。

当社では施工コスト削減の為、自社にて機材を保有しています。

ブラスト工事における施工費の主な構成は大きく分けて、材料費(研創材)・人件費・機材リース費(損料)・機材運搬費で構成されます。その中でも人件費・機材リースは比較的大きな割合を占めています。
当社では主に、工場内でのプラント設備保全に係るメンテナンス工事や橋梁等の大規模な改修工事の際に施工するサンドブラスト工事を年間を通し行っています。
特に近年では国土交通省や地方自治体発注の橋梁補修工事の設計で昔の塗装工事に使用されていた有害な鉛を含む塗料を全て除去し再塗装を行う様、仕様設計されておりそれによりサンドブラストの施工需要が増えてきています。ですがサンドブラストの施工費は前述の通り多くの項目により構成されているため補修工事費の中でも比較的高い比率を占めておりコストの削減が求められています。
当社ではそのようなお客様のご要望にお応えできるよう自社にて機材及びそれらの運搬に使用する車両を購入、保有し機材リース費(損料)を出来るだけ抑え施工コストの削減を行っています。

サービス内容

サンドブラスト

これまで一番多く使用されてきた珪砂を研創材に使用した施工方法です。昨今では施工時に発生する珪砂の粉塵の吸入によりじん肺を引き起こす可能性が高い為、平成19年よりJIS指定研創材から除外され使用されることが少なくなりました。

ネオブラスト

珪砂に代わる研創材としてフェロニッケルスラグを原料とした非金属系の研創材を使用したブラスト方法です。珪砂に比べ研創材の費用は多少上がりますが高強度、高比重、グリット形状の為、研削効率が上がることにより研創材コストの上昇によるコスト高を最小限に抑えることが出来ます。
又、珪砂に比べ強度が高い為粉塵の発生を抑制し工事現場環境の改善を図ることが出来ます。
山川産業株式会社のものを使用しております。

ガーネットブラスト

1月の誕生石といえばご存じの方も多いと思いますが研創材に天然石のガーネットを使用したブラスト方法です。珪砂やフェロニッケルスラグに比べ高度が非常に高く粉塵の発生を最小限に抑えることが出来ます。
又、高硬度の為施工効率が上がり人件費の抑制をすることが出来ます。ですがデメリットとしてその他の研創材と比べ研創材自体の値段が非常に高く施工費全体としてはほかの研創材と比べると非常に高くなります。

ウォーターブラスト(ウエットブラスト)

専用機材を使用し研創材と水を混ぜてブラストする方法です。当社では施工場所の近隣に住宅等があり粉塵を飛散さしてはいけない場合に使用しています。研創材等から発生する粉塵を水分で押えることにより粉塵の飛散がほぼありません。ですが水分と混ぜてブラストするため施工効率が大幅に落ち人件費が多くかかる為施工費全体としては高くなるデメリットがあります。